騙される世界

10月17日米国債務上限引き上げ法案が合意できるかどうかで
世界中のマスコミからエコノミスト含めて大騒ぎだった。

私の方にも問い合わせがいくつもきたように
世間の人たちの関心も高かった。

大丈夫と解説しておいたが、

多くがアメリカはもうダメでデフォルトして世界経済混乱するんじゃないかという
不安感だらけであった。
なぜならプロの投資家やエコノミストとかもやばそうな話しをTVとか新聞、雑誌で
述べていたからである。

しかしマーケットのデータはずっと問題のないことを表していた。
シカゴ先物取引所が発表しているVIX指数(別名、恐怖指数)という
データはマーケットに参加しているプロの参加者たちの心理状態を表している。

20を基準にして20以下ならば落ち着き状態、
20を超えると不安状態で、40もいくと大変な混乱状態を意味する。

ニュースや報道の内容とは対照的にこの数字はずっと20以下の状態がいまも続いている。
すなわちプロの投資家達は、本音は「まあーなんとかなるだろう」と思っていたのだ。

一般の人たちは不安を煽られて、そのウラで儲けた人間達がどれだけいたことか?
事実に注目することが大事だ。


at 09:56, 前田紳詞, アメリカ経済

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米国経済の原動力

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【ドラッカーの言葉】

1970年代半ば以降、「ゼロ成長」「脱工業化」「コンドラチェフ不況」
などの言葉が、あたかも当然のように使われている。

だが事実や数字は、これらの言葉のいずれにも反する。
今日、アメリカで実際に起こっていることはまったく異なる。

それは管理経済から起業家経済への転換である。・・・

アメリカはこの20年間に、単に3500万人の雇用を創出しただけではなかった。
大組織が失った少なくとも500万人の雇用を補ったことを考慮に入れるならば、
4000万人以上の新規雇用を創出した。

そして、この膨大な雇用を創出したのが中小の組織、
そのほとんどが中小企業だった。

しかもその過半とまではいかなくともかなりの部分は、
20年前には存在さえいていなかったベンチャー・ビジネスだった。

『イノベーションと起業家精神』

【前田のコメント】

1980年代、私が大学生の時、
アメリカ経済は貿易赤字と財政赤字という
「双子の赤字」を抱えており、
もうダメだというのが、世間の常識だった。

一方、日本経済はアメリカに代わって
世界の頂点に立つかのようなことが言われていた。

現実には、日本はバブル崩壊し今だ、回復できない。

アメリカはすぐに回復し、
世界経済の頂点にいまだ君臨している。

常にアメリカ経済は世間の常識を覆し、
経済が大きく回復している。

この原動力が移民を中心とした
起業家精神である。

逆に日本がよくならない原因は、
起業家精神の欠如である。

だが、明治維新や戦後復興を
成し遂げた力を見れば、
日本人には起業家精神のDNAが
あるのは分かる。

このDNAがいつ開花するだろうか。


at 09:20, 前田紳詞, アメリカ経済

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アメリカ住宅不動産バブルを振り返る

 *住宅不動産バブルに立ち向かう教授

2005年アメリカは明らかに不動産バブルに突入していました。

アメリカ経済の将来に不安を感じたエール大学経済学部 ロバート・シラー教授はバブル対策として

**ケース・シラー指数

を開発しました。アメリカで取引されている住宅価格を指数化して住宅価格の異常な値上がりを見た目で分かるようにしました。

また住宅価格指数を先物市場で取引できるようにして先物価格から将来の価格が推測できるようにしました。

たとえば、今、出ている先物価格ではアメリカの住宅不動産価格は来年中ごろから上昇することが予想されています。


*結局はじけた住宅不動産バブル

ロバート・シラー教授の願いむなしく、アメリカの不動産バブルははじけました。

2006年にはじけ、2007年からアブプライムローン問題が本格化、2008年9月リーマン・ブラザーズ破たんと続きました。

最近、ロバート・シラー教授

**「アメリカの住宅価格が底打ちしてきたかもしれない」

と発言するようになりました。

ここ最近のデータに明るい兆しが出てきたからです。

今回の共同ブログは

ケース・シラー指数の最新データについてです。

S&Pケース・シラー住宅価格指数、2カ月連続プラス
http://www.moneykiso.com/blog/2009/08/etfvt.html
JUGEMテーマ:国際社会

at 20:45, , アメリカ経済

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